暗算のやり方
1,整数編
計算の順序
①かっこ内の計算
②割り算、掛け算を次にする。
③最後に足し算、引き算を行う
④サンプル
3+(15-7)*2-9 *は掛け算の記号
①(15-7)の計算。 結果は8
②次に掛け算及び割り算の計算
(15-7)*2の計算 8*2 =16
③最後に足し算、引き算の計算
3+16-9=10
数式が多くなっても基本通り行えばよい。
⑤サンプル2
43*11の場合
43*10+43*1と分解すれば計算しやすくなる。
430+43=473
2.分数編
2/3左記は3分の2を表記
3は分母 2は分子
(1)計算例
1/3 ー 1/6 の計算
①最小公約数を求める。 この場合6
②次に最小公約数を使い、分母を共通にする。
1/3 を 2/3*2=2/6 にする。
③次に引き算をする。
2/6 ー 1/6 = 1/6
あとは、基本形の応用と最小公約数を求める。
最小公約数とは、2つ以上の約数の中でもっとも大きい数のこと。
例えば6と18の最小公約数は、6である。
6=3*2
18=2*9=2*3*3
6と18に共通する数字は2*3であり、これが最小公約数となる。
3.分数と小数点の計算
5/8+0.6の場合
①小数点を分数に変換する。
6/10(10分の6)
5/8 + 6/10 となる。
②8と10の最小公倍数を見つける。
8=2*2*2 10=2*5
最小公倍数は40となる。
③数式の変換(最小公倍数40にあわせる。
5/8 を 5*5/8*5とすると、25/40となる。
6/10を 6*4/10*4とすると 24/40となる。
よって25/40+24/40となり、49/40となる。