アドラー心理学
著者 岸見一郎氏 京都大学卒
日本の哲学者・心理学者
1.他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じとれることを共同体感覚という。
所属感とは、生まれなっがらに与えられる物ではなく自らの手でかちとっていくもの。
2.しかってもいけない。褒めてもいけない。
3.自己肯定ではなく、自己受容。
自己受容とは、仮にできないのならその【できない自分】をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいくこと。
4.【変えられるもの】と【変えられないもの】を見極める。
5.信頼とは他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないこと。無条件に信じる。
6.仕事の本質は他所への貢献
7.アドラー心理学は勇気の心理学。
今不幸なのは、【幸せになる勇気】がたりていない。
勇気付けが【今の自分】を受け入れて、たとえ結果がどうなろうと、前に踏み出す勇気を持つこと。
人間の悩みは,すべて対人関係の悩み。自慢する人は劣等感を感じている。
8.人生とは他者との競争ではなく
①われわれは【同じではないけれど対等】
②だれとも競争することなく、ただ前を向いて歩けばいい。
9.行動面の目標
①自立すること。
②社会と調和してくらせること。この行動を支える心理面の目標
・私には能力がるという、意識。
・人々はわたしの」仲間であるという意識。
全般的に私なりにまとめていみますと
・所有の心理学から使用の心理学
「何が与えられるかでなく、与えられた物をどう使うか」
・.承認欲求を否定する。
他者から承認を求めることを否定すること。
他者の期待など満たす必要はない。
自分の為に前に進む道を目指す。
・.自者の課題と他者の課題
他者の課題には、踏み込まない。
他者の課題は切り捨てよ・
自分の信じる最善の道を選ぶこと。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを、恐れず、承認されないかも知れないというコストを支払 わないかぎり、自分の生 き方を貫くことは出来ない。