年金制度
1.賃金/物価変動による改定
a.令和3年4月分から、0.1%減額
減額計算は「国民年金」・「厚生年金」それぞれで計算されます。
ただし厚生年金の減額計算は複雑で0.1%になる。
?1 減額方法を明示しないのか
?2 0.1%の根拠は
b.令和4年6月から0.4%減額
単年度の数字でなく、2~3年の動向で決定しているとのこと。今年は、ウクライナ、食糧危機で物価大幅に上昇。
来年は、減額では無いという話。
現在の年金受給者は、約4000万人とのこと。
c.国民年金納付期間40年から45年に。 2023年から
d.2023年の物価上昇率2.5%。賃金上昇率2.8%
年金支給額 67歳以下2.2%上昇。 68歳以上1.9%とのこと。実質マイナスに
2.2026年基礎年金額
①満額で月69308円
②年金制度改革は、5年に1回だが、今年は見直しを見送り。
就職氷河世帯は非正規雇用が多く厚生年金加入期間が短いので、基礎年金3割底上げを予定していたが見送られた。
次の改革は、2031年か?これでいいのか本当に
3.2025年年金制度改革案 2025年5月23日
基礎年金の支給水準。2057年には現在の支給水準は、現在より3割低くなる見通しをまとめる。
基礎年金の低下はとくに非正規雇用が多いとされる、氷河期世帯を直撃する。
年金博士の北村祥吾さんの指摘
今回の法案には元サラリーマン世帯への大幅な支給カットや、会社員への、保険料の負担増が含まれている。
将来的に加給年金が全廃されれば毎月3~4万円カットされる。
4.年金改正法
週刊ポスト2025/6/27・7/4 社会保険労務士北村氏執筆より
(1)年金改正法のポイント
①遺族年金のカット
②厚生年金の減額継続
年金制度には毎年少しづつ支給額を減額していく【マクロ経済スライド】と呼ばれる仕組みあり。
③年金減額ルール
この3年間で減額が適用されなかった場合の試算すると、夫婦2人の年金額は
月額23万8093円で、今より5309円。年額に換算すると63708円(5309*12か月)多いはずだった。
貰いそこなった年金額は3年分で約10万円。
年金減額ルールが、2026年度終了した場合、年金額と、減額が続いていくケースの年金額を比較すると
・5年間で56000円
・10年間で343000円
これほどの年金カットになることを厚労省も自公も、立件民主党も国民に伝えようとしなかった。
5,賃金/物価変動による年金支給額改定 2025/6/13
年額23000円アップ